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About US

現在、働きたくても、働けない人
長期無業者やひきこもり、ホームレスなど、
働く機会を逃してそのきっかけを
失ってしまった人たちが社会にはたくさん居ます。

そして、全国で高齢化と人手不足で困っている
農業の現場。
この2つを繋げることができたら。

2013年、私たちは藤沢の農園からスタートしました。
就労の機会を得られない、さまざまな方々のための
就農支援プログラム。
土に触れ、作物を育てるプロセスで、
社会へ再接続する、気持ちと自信を養う時間。

あたらしい形の就農支援の取り組み
農スクール

数多くの受講生が就農の機会を掴み、
自らあたらしい未来を築きはじめています。
私たちは、畑からあたらしい未来をつくります。
ぜひ、応援よろしくお願い致します。

戦前550万戸1400万人ほどいた農業就労者数は、現在168万人、65歳以上の方が全体の70%を越え、44歳未満が1%未満、平均年齢が66.8歳と、高齢化と人手不足で、危機的な状況に置かれています(2019年農林水産省調査) 。

方や、働きずらさを抱える方、働きたいけど仕事がない方なども多数存在します。 日本財団の「就労困難者に関する調査研究」(2018年)によれば、ホームレスや引きこもり、障害者、ネットカフェ難民など多様な背景を持った方々を含めると、日本の就労困難者数は、実数600万人と推定されます。(積み上げ方式のべ1796万人)

農スクールでは、社会に何らかの働きづらさを抱えている方や働きたいけど仕事がない方と、人手不足の農業をつなげる活動をしています。

代表メッセージ

小さい頃にTVで見た海外の子供たちが飢餓に苦しんでいる映像から、将来は農業を通じて、食べ物に困らない社会を作りたいと思ったのが、最初の原体験だったのかもしれません。熊本では家の周りほとんどが農家さんで、私の家は両親とも教師だったので、昼も夜も家族みんなで食事をする農家さんのスタイルが羨ましかったのを覚えています。その後、大学進学のために上京、路上生活者の多さや働きたくても働くことができない人たちの多さに気づき、農業を通じて課題解決していきたいという想いが加速、農業の勉強をしながら、さまざまな活動にトライしてきました。

農業では高齢化が進み、働き手の不足が問題となっています。一方で働きたくても仕事がない方々もいる。これをうまくつなげられたらと思い、体験農園・貸し農園の運営をしながら、さまざまな課題を抱えて、努力している皆さんの就農支援プログラムを立ち上げました。

活動を始めてから、14年目。数多くの受講生たちが、新規就農や農業界への就職が決まり、のびのびと働く姿を見せてくれるようになりました。そして、毎回思うのですが、野菜作りは本当にすごいです。土に触れ、水をやり、成長した野菜たちを収穫するまでの体験を通じて、みんなの目の色が変わっていくのを目の当たりにしています。身体も鍛えられて、元気になるし、収穫した野菜や穀物をお世話になった方々に届けることもできる。

数多くのみなさまにご支援いただきながら、ここまで活動を進めることができました。これからは農スクールの取り組みをもっと多くの地域や自治体に広げ、一人でも多くの就農機会を創出していきたいと思います。



農スクール代表 小島希世子
農スクール代表 小島希世子

株式会社えと菜園 代表取締役
NPO農スクール 代表理事
1978年熊本県生まれ・慶應義塾大学環境情報学部及び文学部人間科学科卒。藤沢市の野菜農家。消費者の方へ農業体験(農家のサポート付き貸し農園「コトモファーム」)を提供したり、農家直送の通販サイト(えと菜園オンラインショップ)の運営などを手掛ける。 また、企業様の依頼を受け、農作業を活用した新入社員研修、チームビルディング研修のプログラムを開発・提供したり、就労支援団体様のご依頼を通じて、自治体様などの就労支援の現場 十数か所に「農作業を活用した就労支援プログラム」などを提供している。

著書「ホームレス農園」(河出書房新社)、農林水産大臣奨励賞受賞(第31回人間力大賞)、内閣府地域社会雇用創造事業社会起業プランコンテスト(横浜) 最優秀賞受賞

講演実績

慶應義塾大学、成城大学、桜美林大学、神奈川大学、熊本大学、農業大学校、日本大学、農林水産省、地方自治体、JA、(公財)ファイザーヘルスリサーチ振興財団様『第11回ヘルスリサーチワークショップ』、(公財)関西生産性本部 「女性リーダー交流フォーラム(第7期)」 (公財)日本生産性本部、ロート製薬株式会社様 「BAR ROHTO」、JICA横浜研修(日アフリカ)、Social JETRO勉強会、パソナ農援隊様、九州アジア経営塾、一新塾など

メディア掲載

NHKグランジュテ(ドキュメンタリー)、NHKWORLD「The creative woman:kiyoko ojima」(ドキュメンタリー)、AERA「日本を変える人の学歴」、J-wave JAM THE WORLD、PRESIDENT 田原総一朗氏「次代への遺言」にて対談、日経ビジネス、Japan times、農業経営者、日本農業新聞、毎日新聞、神奈川新聞、米倉誠一郎氏「アントレプレナーライブ」(BBT)、家庭菜園でできる自然農法(学研)など、多数

法人概要

法人名 特定非営利活動法人農スクール
代表者 小島希世子
目的 生活保護受給者、障害者及びその他の求職者等に対して、就労・自立支援に関する事業を行い、生活保護受給者数の減少、障害者に対する雇用機会の提供、農業人口の不足解消及び失業者の就労・自立に寄与することを目的とする。
住所 〒252-0822 藤沢市葛原1100-9付近
HP http://know-school.org/
E-mail info@know-school.org

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